北信州木島平スキー場

北信州木島平スキー場

長野県は東京から近く、雪質がよいスキー場の宝庫です。私はスキーもスノーボードも大好きなのですが、毎年長野県には大変お世話になっています。バスツアーで行ってもよし、自家用車で行ってもよし、電車で行ってもよしと交通の便がいいのが長野県のスキー場の魅力です。また、シーズンを通して質の高い雪が楽しめるのも嬉しい所。スキーやスノーボードで思いっきり体を動かした後には長野の良質な温泉が疲れを癒してくれます。お腹が空いたら信州そばもあります。ありますよ!何から何まで揃った長野県のスキー場。その中から私のお気に入りのところをご紹介します!

北信州木島平スキー場

木島平スキー場は、長野県下高井郡木島平村にあるスキー場です。1963年に開業しました。このスキー場は、その山容の美しさから高井富士とも呼ばれる高社山の北斜面に広がってます。経営は木島平観光株式会社ですが、同社は木島平村が出資する第3セクターであるため、実質的には村営スキー場となっています。日本海からの季節風がもたらす良好な雪質と、広大で開放感あふれるゲレンデが人気であり、野沢温泉や斑尾高原と並び北信地域を代表するスキー場となっています。高社山の山頂付近から最大斜度45度!の非圧雪面を一気にすべり降りるパイオニアコースや、中間から下部にかけての緩斜面まで多彩なゲレンデコースを持ち、幅広ゲレンデを活用したテレインパークも設置されているので、子供からお年寄り、初心者から上級者まで全ての来訪者が楽しめるゲレンデ構成になっています。1996年~2001年度と、2003年~2005年度までは、隣接する北志賀高井富士スキー場(現在のX-JAM高井富士)及び牧の入スノーパークと共通リフト券を発行していたのですが、北志賀高原高井富士スキー場の池の平ゲレンデが閉鎖になったことで、共通リフト券も廃止となりました。その後2007年度には牧の入スノーパークと共通券を発行し、2つのゲレンデを合せ木島平EAST/WESTと称する160haのコース面積を有す広大スキー場となったのですが、そちらもわずか1年間で廃止されました。以降は単独での運営を行っていましたが、北陸新幹線の飯山駅開業を見据えたX-JAM高井富士運営者側の意向により、2010年度からは2山での共通券が発売されています。なお、このスキー場は木島平村の冬の観光資源の中心的役割を担っており、平成の大合併の際には、このスキー場の扱いが合併協議の争点になったりもしました。2010-2011シーズンからX-JAM高井富士の運営を行っている株式会社マックアースの子会社マックアースリゾート山の内が、2011-2012シーズンからよませ温泉スキー場・牧の入スノーパークを借り受けて運営することになりました。また木島平スキー場の一部を「やまびこの丘スキー場」として運営しています。現在は、木島平スキー場とこれらマックアースリゾート山の内運営の4スキー場とを合わせた高社山周年5スキー場を「Mt.KOSHA」として共通リフト券で滑走可能な一体のスキーエリアとしてPRしています。総面積234haの、長野県内では志賀高原スキー場・野沢温泉スキー場に次ぐ規模のスキーエリアとなっています。

木島平村「平成の大合併」

木島平村は長野県の北東に位置しています。人口4684人、面積99.31k㎡の小さな村です。21世紀初頭に日本中で行われた平成の大合併は木島平村にとっても例外ではなく、当初飯山市・野沢温泉村・木島平村の岳北地域3市村による合併が検討されました。合併に際し、飯山市と野沢温泉村が財政事情や域内の民間スキー場への影響を考慮し、木島平村に対して同村が90.2%を出資し第3セクター方式で運営する木島平村スキー場の民営化を求めました。この件に関し、木島平村は「スキー場は地域振興の柱」とし、将来的に民営化を目指すものの合併時は第3セクター方式で存続と反発し、研究会などでも議論は平行線を辿りました。これに加え、村民に対して行ったアンケート(村民の約9割に当たる4222人が回答)の結果、合併反対が約6割近くに上ったことから、当時の村長であった柳沢万寿雄が、2004年3月11日の村議会において村単独での生き残りを決議し、3月31日付で合併問題研究会から離脱し、会は解散となりました。

コース紹介

木島平スキー場は最大斜度45度の超難関コースから、幅広で緩斜面の初心者やファミリー向けのコースまで多彩なコースがあります。また、小さいお子さんが安心して楽しめるわんぱくコースや、ソリなどで遊べるこどもひろば、本格的なパイプやワンメイクなどが楽しめるフリーライドパークもあって大変楽しめるスキー場となっています。

上級コース

パイオニアコース
・・・平均斜度35度、最大斜度45度のハードな上級者用コース。コースオープンから1時間は「プレミアムチケット」(1000円)を持っている人しか入れないため、上質なパウダーを思う存分楽しめる。
山頂沢コース
・・・全長1300m、標高差380mのロングコース。大自然の中をすべり降りる林間コースで、パトロールが安全を確認した日のみ滑走可能。平均斜度は20度と緩めだが、最大斜度は45度なのでご注意を。

中級コース

スカイコース
・・・1200mのロング滑走を楽しめる人気のコース。最大幅250m、斜度は8~20度なので初級者でも快適に楽しめる。
沢コース
・・・上部は非圧雪のパウダーエリア。自然の地形を生かした比較的やさしいレイアウトなので、パウダー初心者でも気軽に挑戦できる。
トレーニングバーン
・・・ポールトレーニング専用のバーン。事前予約が必要。18~30度という斜度がレベルアップ練習に最適。
ダウンヒルコース
・・・斜度8~26度の中級者用コース。新雪時には圧雪しない極上のパウダースノーが楽しめる。
やまびこコース
・・・初中級者が静かに楽しめる林間コース。斜度は15~23度と緩めなので安心。

初級コース

パーフェクトコース
・・・初級者のレベルアップ練習に最適な6~17度の斜度が人気。適度なアップダウンで飽きずにトレーニングできる。
ロマンスコース
・・・初級者向けの緩斜面。ナイター照明も完備されているので、遅くまで楽しめる。また、食事処に近いので疲れたらすぐに休憩できるもの良い所。
ファミリーコース
・・・初心者や子どもの練習や、ソリ遊びなどに最適のコース。ソリ滑走可能コースとしては超ロングな800mのコースが人気。

キッズ・特設

こどもひろば
・・・動く舗道完備なので、コースのてっぺんまで簡単に登れる。初心者レッスン専用エリアも増設された。
わんぱくコース
・・・ウェーブやトンネル型ポールが設置されたちびっこ用ゲレンデ。
フリーライドパーク
・・・スモールワンメイク、ミドルワンメイク、スパイン、ドラム缶、T字BOXなどシーズンによって様々な内容が楽しめるパーク。125mのパイプもある。

営業時間と料金

営業時間

  • デイ・・・8:30~16:45
  • ナイター・・・16:45~20:45(土・休前日のみ営業)

料金

共通券
(木島平・やまびこの丘・X-JAM高井富士・よませ温泉)・・・1日券3900円、2日券6800円、3日券9200円
エリア券
(木島平・やまびこの丘)・・・1回券300円、10回券2700円、午前券2500円、ハッピータイム券2500円、午後券2500円、1日券3500円、2日券6000円、3日券8000円、ナイター券1200円

高社山

木島平スキー場のある高社山は、中野市・山ノ内町・木島平村の境界に位置している標高1351.5mの山です。過去に噴火を繰り返し、安山岩の溶岩と火砕流、軽石流等が重なってできたコニーデ(成層火山)であるが、その美しい山容から郷土富士の1つとして「高井富士」とも呼ばれています。溶岩が作り出した夫婦岩、薬師岩、天狗岩や大黒岩など多くの奇岩があり、古代より信仰の対象とされ修験道場の跡があるなど山に纏わる伝説も多く残されています。なお、地理的にはこの山を境に長野盆地と飯山盆地が区別されることもあります。清水栄一の「信州100名山」に数えられており、複数のコースを有す登山向けの山としても知られています。登山道は整備されており、木島平口や夜間瀬口、赤岩からの登山が可能です。タムシバやカタクリといった植物に加え、秋には紅葉も楽しめるほか、冬にも越年登山が行われます。山麓付近には、愛宕山の湧水で有名な不動滝や幻の滝と言われる「樽滝」などの名所も点在しています。また木島平スキー場の他にも志賀高原CCやよませ温泉スキー場などのレジャー施設もあり、1年を通して楽しめる山となっています。

オススメポイント

初級者・中級者にオススメのゲレンデです。コース幅が広く、斜度も練習にちょうどいい20度くらいのところが多いので、レベルアップに繋がると思います。また、周辺に有名なゲレンデが多いせいか、ここはいつ行っても空いているので、誰かにぶつかったりぶつかられたりする心配がなく思いっきり滑ることが出来ます。また一日券にプラス400円で4つのスキー場を巡れる共通券が買えるのも良いですね!1日で4つ巡るのは中々大変ですが、色んなコースを行ったり来たり出来るのは楽しいです。施設は全体的に古いですが、村営というだけあって温かみのある接客とサービスが魅力的です。子ども向けに宝探しのイベントをしていたり、入場無料のこどもひろばがあったりとファミリーにもピッタリのゲレンデです。また、他のゲレンデでは体験できない800mのソリコースはお子さんだけでなく大人にも大人気です。スノボやスキーも楽しいですが、本格的なソリのコースにもぜひチャレンジしてみてください。上級者の方には、山頂の二つのコースがオススメ。パイオニアコースは朝一で行くとふわっふわのパウダースノーが迎えてくれます。斜度は上級者用なので中々ハードですが、雪質がいいおかげで転んでも痛くないのでじゃんじゃんチャレンジできます。また、山頂沢コースは美しい林間コースで、長野の大自然との一体感も味わえ、とても気持ちの良いコースとなっています。パイオニアコースは朝一でないと荒れてしまいますが、山頂沢コースは自分でコース取りが出来るので、お昼すぎまで楽しめるのも良い所です。標高1351mの山頂から望む壮大な景色も圧巻です。この景色を色々な人に見てもらいたいなーとも思うのですが、如何せんコースがハードなので、責任を以て自分の力で降りられる人以外は挑戦しない方がいいでしょう。ゲレンデの近くには馬曲温泉があり、疲れた体を癒してくれます。やっぱりゲレンデで遊んだあとはゆっくりお風呂に浸かりたいですよね。露天風呂からの景色がまた雄大で素晴らしいので、ぜひ立ち寄ってみてください。また、冬だけでなくグリーンシーズンも登山やハイキングが楽しめるそうです。東京からのアクセスも良く、とても便利なスキー場だと思います。