野沢温泉スキー場

野沢温泉スキー場

野沢温泉スキー場は、長野県下高井郡野沢温泉村に位置するスキー場です。標高差1086m、ゲレンデ・コースの総面積297haという広くて長いゲレンデです。中級者から上級者向けのコース構成となっており、ロングバーンをフリーランしたいという方や、難攻不落のコースでスリルを味わいたいという方にお勧めです。また、雪質がよく眺望も素晴らしいので、初級者の方でも楽しめます。隣接する野沢温泉でアフタースキーもばっちりです。

野沢温泉スキー場について

野沢温泉スキー場は、1923年に創立しました。1950年に初めてスキーリフトが設置されて以来、多くのスキーヤー、スノーボーダーに親しまれているスキー場です。トップ(やまびこ)から最下部(柄沢)までの標高差が1085mに達する日本屈指のスキー場であり、野沢温泉の温泉街が隣接しているため、宿泊での滞在の割合が高いのも特徴となっています。また、スキー場、野沢温泉の温泉街、村が一体となってスキーリゾートを作り上げてきたことでも知られています。特に1000m規模の中級者向けバーン5本で構成されている「やまびこゲレンデ」は、高い人気を得ています。ブナの原生林や霧氷などの自然の美しさも大きな魅力です。もう一つの魅力は温泉で、豊富な湯量を誇る湯の郷には13ヶ所の外湯があり、アフタースキーにも最適です。また、飲食施設が非常に多いことでも知られていて、競争が激しいせいか他のスキー場に比べると質・量共にレベルが高くなっています。ゴンドラが2基あり、長坂ゴンドラは珍しい12人乗りの立ち乗り式となっています。搭乗時間が15分と非常に長いのも特徴です。朝の早い時間帯は来場者が一斉に山頂を目指すため、2本のゴンドラは大変混雑します。特に一気に山頂近くまで行ける長坂ゴンドラは混雑するので、丸で通勤電車のように体力を消耗してしまうこともあります。最長滑走距離は約10㎞と長く、これは日本のスキー場の中でも最高クラスの距離となっています。

ゲレンデ・コース紹介

日影ゲレンデ
・・・スキー場発祥の地であり、日本スキー博物館もここにある。1995年のインタースキー(世界スキー指導者会議)ではメイン会場にもなった。メインコースは広い緩斜面だが、長坂側にはコブ斜面もある。最大斜度は20度。
シュナイダーコース
・・・全国にその名をとどろかせる難斜面。最大斜度は32度。大き目のコブがびっしりと並ぶ。
ユートピアゲレンデ
・・・シュナイダーの途中から別れる急斜面。最大斜度32度とコブの深さと斜度はシュナイダーに劣らない。近年は圧雪されるようになった。
チャレンジコース
・・・シュナイダーと並行するコース。上部は最大39度で完全上級者限定のコースとなっている。迂回コースもあり「中級者コース」と表示されているが、実際は合流後も上級者コースに近い。
カンダハーコース
・・・FIS公認コースで、競技専用。最大斜度は28度。一般来場者は入れないが、団体の予約が入っていない時には解放されている。
パラダイスゲレンデ
・・・幅が広く最大斜度12度という緩斜面で、初心者が快適に滑ることができるゲレンデ。横には飲食施設が並んでいる。
上の平ゲレンデ
・・・油断していると止まってしまうほどの長い緩斜面。雪質もいい。ハーフパイプが設置されている時がある。
長坂・向林ゲレンデ
・・・長坂ゴンドラの下にあるコース。最大斜度は15度と緩め。
湯の蜂・水無ゲレンデ
・・・長坂ゴンドラの中間駅周辺に広がる穴場。油断すると牛首コースに入ってしまうので注意。
牛首コース
・・・最大斜度30度で、スキー場で最も難しいと言われているコース。急な上に幅が狭いので上級者でも手こずる。
柄沢ゲレンデ
・・・スキー場の外れにある緩斜面。スノーパークが設置されている。
スカイラインコース
・・・日本屈指の超ロングコース。幅が狭いのが難点だが、眺望の良さは折り紙つき。最大斜度32度と中級・上級向けだが、夕方になると上の平で滑っていた初級者も下山に使うので大混雑する。
グランプリコース・ジャンピングコース
・・・スカイラインから別れる上級者コース。最大斜度は35度と37度と上から見ても崖のように見えるため上級者でもあまり入らない。そのため深雪になっており一部の客の穴場となっている。
やまびこゲレンデ
・・・スキー場の最上部にあり、北向きで雪質が非常にいいゲレンデ。それだけに人気があり、リフト、ゲレンデ共に混雑している。コースは最大斜度33度と中上級者向け。
ビギナー林間コース
・・・初級者でもロングランが楽しめる緩やかなコース。
10㎞ロングラン
・・・やまびこ→上の平→パラダイス→ビギナー林間→日影とゲレンデ・コースを滑り継ぐと、合計10㎞のロングランが出来る。
黒鞍コース
・・・日影ゲレンデの上の二股に分かれて見える上級コース。水無ゲレンデから下りられる。
小毛無コース
・・・スカイラインコースへの連絡ゲレンデ。
この冬、スキーでキメる!

オススメポイント

私がオススメするまでもなく、大人気のゲレンデですね。様々なスキー場ランキングで必ず上位に入ってくる野沢温泉スキー場は、充実のコース数、良質なパウダースノー、美味しいゲレンデ飯、そして温泉とこれ以上ないくらい最高の組み合わせが揃っています。しかもゲレンデが広いのでそれほど混雑を感じることもなく、一日中楽しく余裕を持って滑ることができます。私のオススメはスカイラインコースです。全長5㎞の超ロングコースは、景色がとっても綺麗で本当に気持ちがいいです。前述の通り夕方には混み合うので、午前中やお昼ご飯の後の1本目に滑るのがいいかと思います。ゴンドラでの移動がメインで滑走距離が長いので、リフトに長く乗っていて体が冷えてしまったり、滑っている時間よりもリフト上で過ごした時間の方が長いということにもなりません。朝一には一気にてっぺんまで登って、一気に下まで降りてくる10㎞ロングランに挑戦してほしいです。10㎞と言えば徒歩2時間はかかる距離です。スピードにもよりますが、私の場合は40分くらいかかりました。休みなしで40分ぶっ通しで滑った後は膝ががくがくしていました。全体的に斜度がきつめの所が多いので、中級者や上級者の方でも飽きることなく楽しめると思います。逆に初級者の方はどうしても林間コースなどの迂回路がメインになるのでゲレンデ自体はあまり楽しめないかもしれません。それでも美味しいご飯と温泉が付いていますから、スキーもスノーボードもしないという方でも満足できるのが野沢温泉の魅力です。大変人気が高いのでツアーのパックなどでも他のスキー場と比べるとちょっとお高いのですが、それでも行く価値のあるスキー場だと思います。日帰りではもったいないのでぜひとも泊りで行きたい場所です。私も毎年行っていますが、やはり野沢温泉は別格だなと思わされます。ゲレンデも温泉も、最高に気持ちの良いスキー場です。

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